【ハズバンダリートレーニングとは】

ハズバンダリートレーニングは刺激に慣れさせて、作業自体を動物が不快なく受け入れてくれるようにしていくトレーニングです。

ここで「動物」と書いたのは現在、大きい動物（ぞう、ライオン、イルカなど）に行われているからです。

​

例えばライオンに注射したりするときに、押さえつけられますか？

ワンちゃんは動物病院で動かないように抑えられています（保定）。トリミングの時も訳も分からず2時間半ほど拘束され、高い台に乗せられ爪切りやカットをされます。

これをライオンにも同じようなことをできるのか、考えてみてほしいのです。僕はできません。それは人間に危険が及ぶからです。少し人間都合すぎます。ライオンは柵越しではありますが、ハズバンダリートレーニングを行い、協力してもらいながら注射などの作業を行います。結果的にはライオンのストレスを最小限にできています。

同じ動物のワンちゃんはなぜしてもらえないのでしょう。僕は危険が及ぶなど抜きにしてワンちゃんのストレスを最小限にしてあげたいと思っています。

​

ハズバンダリーを知ってから、愛犬の爪切り、足裏バリカン、ブラッシング思いつく限りのグルーミング・日常生活で不快になるかもしれない足拭きやハーネスの着脱などはハズバンダリートレーニングでやるようにしました。

押さえつけません、嫌だったらいつでも逃げられる環境にしています。でもそこに止まってくれます。爪切りを出すと喜んできてくれます。

​

皆さんも、愛犬にハズバンダリーしてみませんか？

爪切り、耳掃除、足裏カット等を事前にやってあげることで、トリミング時にその項目を省けるのでワンちゃんへのストレスもだいぶ違うと思います！

最初はコミュニケーションのツールとしてやってみてもいいですね♩

​ぜひ、興味のある方や、既に愛犬が足を触ると怒るとお悩みの方も、怒らずさせてくれるようになりますのでご連絡ください。

​